「フロンティアシステム」がこれまでに手掛けた、工場の生産ラインにおける検査装置の実績・検査事例の詳細についてご紹介します。システム構成や検出画像、特長コメントを掲載しております。

フィルム・シート

EVA樹脂シートの表面欠陥検査

検査対象 シート幅 2100mm
検査項目 0.8㎣以上のフィッシュアイ・異物など
導入装置 ZD-AD2シリーズ

システム構成

ZD-AD2シリーズ

システム構成

検出画像

EVA樹脂シートの表面欠陥検査

欠点撮像画像01

  • EVA樹脂シートの表面欠陥検査

  • EVA樹脂シートの表面欠陥検査

  • EVA樹脂シートの表面欠陥検査

  • EVA樹脂シートの表面欠陥検査

  • EVA樹脂シートの表面欠陥検査

  • EVA樹脂シートの表面欠陥検査

検査概要

検査仕様

①種類:EVA樹脂シート
②色:半透明
③シート幅:2100mm
④厚み:0.3~0.8mm
⑤ラインスピード:20m/min
⑥カメラ台数:幅方向に2台
⑦最小欠陥:0.8㎣以上
⑧検出分解能:X幅方向 0.22mm/bit、Y流れ方向   0.15mm/SCAN(20m/min時)
⑨検査項目:フィッシュアイ・ピンホール・ゲル・異物混入・キズ・汚れ・ムラ・シワ・気泡・スジなど

フロンティアシステムからのコメント

特長

本システムは、2台のラインセンサカメラと、透過型のLEDライン照明で検査する構成です。
EVA樹脂シートはエンボスの影響で、光を透過させると地合いノイズが大きい画像となります。そのため、その影響をより小さくする光学系と、空間フィルターにより安定した検査を実現しています。

本システムには、ラベラーを2台設置しています。
シートが2分割にカット(2丁取り)されているため、どちらに欠陥が発生したか分かるように、シート端面にラベル用紙を欠陥の位置に貼り付ける仕様になります。
また、PLGが2台必要なのは、ダンサーロールの影響により検査位置とラベル貼付け位置の距離が変わるため、それを制御する目的で設置しています。

後継モデルのモノクロ無地表面欠陥検査システム『ZD-CFシリーズ』の製品情報はこちら>>